みなさんこんにちは。
SNS・Webマーケティングの専門家”ソーシャルアドバイザーズ”です。
「BASE(ベイス)を初めてみたものの、まったく売れない…」
「どのように運営していけばよいのかわからない…」
「そもそもサイトを誰も見てくれない…」
せっかくBASEでネットショップを開設したのに、うまくいかずこんな悩みを抱えている方はいませんか?
しかし「BASEは売れない」と決めつけてしまうのはまだ早いです!
BASEに限りませんが売れるネットショップを作っていくには必ず【戦略(コツ)】があります。
そこで今回はネットショッピングサービス【BASE(ベイス)】の集客方法と売り方のコツという内容でご説明していきたいと思います。
以下に示す内容をコツコツと忠実に実行していけばあなたのECサイトの販売量も確実に上がっていくでしょう!
BASE(ベイス)とは無料でネットショップを開設できるサービスのことです。
扱える商品はアクセサリーやハンドメイドアイテム、ファッションなど有形なものから、情報、知識ノウハウといった無形のものまで幅広いのが特徴です。
基本的な登録は説明に沿って行っていけばいいので、手軽に自分だけのECサイトをつくることができます。ホームページ制作に必要なWebやHTMLの知識などはすべて不要でそれっぽいサイトが作れるのが利点ですね。
現在ショップ開設数はなんと140万をこえる店舗数があります。(2021年3月現在)
コロナ禍で副業として始める方も多く、BASEに限りませんがこのようなフリーで作れるECサイトがいかに注目を浴びているかが分かるでしょう。
目次
「BASEはSEOに弱い」は本当なのか
結構いろいろなサイトでも言及されていますが、「BASEはSEOに弱い」ということをちょくちょく耳にします。
SEOに弱いということはすなわち、集客ができないということになります。
集客ができないとどんなにいい商品、魅力的なアイテムを揃えていたとしても意味がなくなってしまうのでこれは致命的です。
しかし本当にそうなんでしょうか?
これについて、ソーシャルアドバイザーズ経験から基づく独自の見解としては「SEOに決して弱くない」と考えています。
もちろん狙うワードの競合性次第ですが、BASEのブログ記事も十分検索上位を狙うことはできます。
現に当サイトがコンサルしてきたBASEオーナー様のブログも検索1位~5位にランクしている記事が多々あります。
このあたりはキーワードの選定と、内容次第といったところでしょうか。
集客の方法と売り方の”コツ”6選
それではBASE集客の方法と、売り方のコツを6つのパターンで具体的に見ていきましょう。
以下に示す内容をそのまま実践していけば、あなたのECサイトの売り上げも確実に伸びていくでしょう。
1.ブログをとにかく書くこと
BASEを始めて一通り商品を登録したら、まずブログを書きましょう。
BASEのブログ機能はアプリでインストールして使用可能になります。
なぜブログを書いた方が良いのか。理由は3つあります。
①検索に引っかかる確率を上げるため(集客UP)
②ショップの信頼感を上げるため
③SNSでの拡散が狙えるため
単純にショップを開設しただけでは、おそらくほとんどの人に見てもらえないと思います。
どんなにいい商品でも検索結果に表示されなければ意味がありません。
また、ネットショップの場合は集客の母数が非常に重要になります。
その意味でも露出を増やすため、ブログをとにかく書いて検索にヒットする確率を上げましょう。
また、ブログはショップ経営者の人となりが分かる重要なコンテンツでもあります。
信頼感の獲得にもつなげるような記事にしてあげるといいでしょう。
例えば、製品の製造工程や、とくにこだわりとしていることなんかを熱量の込めた文章で書いてあげると一気に信頼感はあがります。
ポイント:商品の紹介よりも有益な情報を載せること
ブログを書く際、とにかく商品の情報や紹介を載せてしまいがちですが、ユーザーが知りたいのは自分にとって有益な情報です。
たとえばハンドメイドショップであれば、以下のような記事が考えられます。
・初心者でも簡単なハンドメイドネックレスの作り方
・ハンドメイドでオススメの材料10選
・ハンドメイドの良さについて徹底解説
これは一見するとお客ではなく同業者がサイトにリーチしてくるため、あまり意味がないのではと思いがちですが、始めたばかりのECサイトでは,サイト流入を増やすことが目的になります。
商品を売るためには一見さんであろうが訪問者を増やすしかないのです。
私が考える目標ラインは半年で30記事です。
アフィリエイトを目指すわけではないので、そこまで多くは必要ないですが、それでも1週間に1記事を書くつもりで頑張ってください。
1週間に1記事でも、副業でやられている方なんかは結構大変かと思います。
雑な記事にならないような工夫も必要ですので、ここは頑張って更新していくしかありませんね。
2.【ブログ機能】ほどよい検索数のキーワードで記事を作る
ブログで記事を作る際は、キーワードの選定が重要になります。
いきなり検索エンジンで極めて多く検索されるいわゆる「ビッグワード」でブログを作っても、ドメインパワーの強いサイトや歴史の長いサイトに勝てるはずもありません。
検索下位に落ち着いてしまえば、その記事は無駄になってしまいます。
そこで基本的には検索数が多くないミドルワードやスモールワードで記事を組み立てていきましょう。
キーワードの選定にはgoogleのキーワードプランナーが役に立ちます。
3.BASE Magを活用する
BASEのブログ機能には、通常の【Blog記事作成】と【Mag.記事作成】という2つが存在します。断然おすすめなのはMag.記事のほうです。
Mag.記事で作成すると上記写真のように、BASE Mag.サイト(またはアプリ)上で一般公開されます。以前は記事の掲載には審査があったそうですが、現在はどんな記事でも基本的にBASE Mag.に掲載されます。
中でも人気記事になればトップに大きく掲載されるため、幅広い方の目に留まる可能性が高まります。
BASE Mag.で記事を出すというのは、例えるなら展示会に出展するみたいな感じですね。
不特定多数の方に見てもらえる機会がぐっと増えます。
結構このBASE Mag.を見ている方は多いみたいで、掲載すると商品のお気に入り数も格段に上がりますよ。
やらない理由はないと思いますので、是非試してみてください。
4.SNSを活用する
BASEはSNSとの相性が良いことで知られていますし、SNSを活用することで本来の集客力を発揮すると言っても過言ではありません。
まずは自身のSNSアカウントのTOPページ(プロフィール欄)にBASEサイトのURLを記載しましょう。
次にBASEのショップ設定画面から、各SNSのIDを登録しましょう。
新しいブログ記事を書いたときなどに、ツイッターで告知することが重要です。
また新商品についてはInstagramでの宣伝も効果的と思います。
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4-1.【SNSとの連携】Instagramショッピング機能の導入はもはや必須
Instagramショッピング機能の導入はもはや必須の機能です!
Instagramの場合は「ショッピング機能」を使用してさらに集客をあげることができます。
Instagramのショッピング機能は、Instagramで投稿する際に商品リンクのタグを付けることができる機能です。
一つの投稿に最大5つの商品、または複数枚投稿には商品リンクのタグを20個までつけることが可能です。
Instagramのショップアカウントをフォローしているユーザーが投稿を見て、商品のタグから「BASE」のショップページへ遷移し、すぐ購入できるようになります。
購買者が「ちょっと買いたいな…」程度の軽い動機の場合、購入するまでにいくつかの操作が必要になると、そこで諦める可能性が高くなります。
わざわざネットでそのショップ名で検索して、ショップサイトのTOPページからさらにお目当ての商品を検索して…となると購入までのハードルが相当高くなるのは明らかです。
そこでInstagramのショッピング機能を活用すれば、写真のタグをタップするだけで商品ページに遷移するので購入までの流れがスムーズになり、「一瞬の購買力を逃がさない」ことができるのです。
ただしこのショッピング機能との連携については、Instagram上での審査などが発生するためやや難易度が高いことで知られています。
それどころか素人の方が進めてしまうとうっかり審査落ちしてしまい、ショッピング機能が使えなくなる可能性すらあります。
そこでオススメなのは「専門会社に設定を代行してしまう」ことです。
初心者の方が頑張って調べて、設定して…いろいろな手間を考えると外部に依頼したほうが、お金は掛かりますが結果的に効率的に「売り上げ」という成果を得ることができるでしょう。
4-2.ソーシャルアドバイザースのInstagramショッピング機能設定代行サービス
ソーシャルアドバイザーズではこの煩雑なショッピング機能設定をすべて代行いたします。
しっかりとした運用面のヒアリングから進めますので、まったく知識が無い方でもご安心ください!
まずは無料の診断サービスから承っておりますのでお気軽にお問合せください。
5.商品写真の見せ方を工夫する
ネットショップとリアルのショップとの決定的な違いは実物を見て触って吟味できないという点にあります。
ですからお客様の心理としては、「購入する商品が自分の期待通りでなかったらどうしよう…」という不安と常にとなり合せの状態であると言えます。
逆に言えば、この不安感を払拭してしまえば購入に対するハードルはぐっと下がります。
ですから商品写真一つにとっても慎重に検討を重ねていく必要があります。
具体的には以下のようなことを注意して取り入れてみましょう。
商品写真のサイズは統一する
商品写真のサイズは統一しましょう。
オススメはスクエアです。簡単にスクエアサイズにできるアプリもありますので、是非使用してみてください。
商品サイズの統一ができていないと、以下のように見にくい印象を受けてしまいます。
まずはサイズを統一することから改善していきましょう。
商品写真の世界観を統一する
商品写真のサイズを統一するのも大事ですが、商品写真の中身いわゆる世界観を統一することも重要です。
例えば、以下のような点が挙げられます。
・商品写真の”背景”を統一する(色、柄など)
・商品写真の中の”アイテムの大きさ”を統一する
・商品の”着用写真”か or “商品単体の写真”か 等を統一する
世界観は本当に大事です。
例えば、アクセサリーで華奢なイメージを植え付けたいなら少し引き気味の写真にする、逆にインパクトを強めたいなら寄り(マクロ撮影)写真にするなど方針を変えていく必要があります。
世界観が統一されている好例を紹介します。
商品は自然光を取り入れて撮影する
商品写真を撮影する際は、できるだけ自然光を取り入れて撮影しましょう。
昼間の自然光を取り入れるとよりナチュラルな発色になります。
窓に対して斜めに光を入れて撮影する「半逆光」という撮影手法があります。
料理写真など、発色による魅力を高めたいときのポピュラーな撮影方法ですが、ハンドメイドなどのアイテム撮影でも使える手法ですので是非勉強してみてください。
撮影ボックスを使用してみる
よりきれいなライティングを施した商品写真を求めるなら、断然おすすめなのが商品撮影ボックスを使用した方法です。
いわゆる自宅に設置できる”ミニ写真スタジオ”として、ボックスの中に被写体を置くだけで手軽にクオリティアップした写真が撮影できます。
ボックスには一般的にLEDライトが付いておりますが、光の強さを変える調光機能があるものやカラーバリエーションが選択可能なものなど、実にさまざまなものがありますので、目的に応じて是非使ってみてください。
今回は私のオススメの撮影スタジオをご紹介します。
- 販売価格 3,980円(税込み)
- サイズ 43×40×40cm
- 調光機能 あり
- 背景 白・黒・赤・緑
明るさや光色を選べて思い通りの写真が撮影できます。
ライトの色が昼白色・昼光色・自然光の3パターンから選べるほか、光反射率が60%以上と従来の約3倍あるため、ライトの光を最大限に利用できます。10段階の明るさ調節機能が付いているのも魅力です。
6.有料のサイトデザインを購入する
BASEのサイトデザインは”無料”のものと”有料”のもの2つが存在します。
BASEの出始めの頃はこの無料テーマが非常に使いづらかったと思います。本当にシンプルな機能(商品、ABOUT、ブログ、コンタクトの4つくらい)しかなく、例えば大きな商品画像での訴求などができないのが難点でした。
しかし現在は無料のデザインテーマも17種類まで増え、スライドショーやSNSバナーの設置など拡張機能も使えるようになり一通りの要望は満たせるようになりました(2021年3月現在)
これが無料というのがBASEのすごいところですね…。
とはいえ無料ですから、ところどころのサイトデザインのちゃっちい感じが否めないのも事実です。
また特に同様にBASEをやっている同業の人なんかだと、「このサイト無料テーマを使っているな…」というのがすぐにバレてしまいます。
有料テーマでサイトの信頼感のUPに
私が思うECサイトで最もやってはいけないことーそれは「素人が運営している感を出してしまうこと」だと思っています。
前項で写真にこだわること、見た目の統一感を出すこと、などをお伝えしましたが、これは「素人がやってます感」を排除する目的でもありました。
逆の立場で考えてみてください。
あなたはアクセサリーを買うとき、素人が作ったものを買いたいでしょうか。
お金を出して購入する以上、できるだけ経験のある、その道のプロが作った(運営している)商品を購入したいと思うのが普通だと思います。
ECサイトも同じです。
仮に駆け出しのハンドメイド作家であろうと、ECサイトとしてネット上にショップをオープンするのであれば、プロとしての顔で運営するべきです。そして、そうでないと売れません。
サイトデザインもその一つの要素です。
ある程度力を入れて販売する気があるのならば、無料のテーマを卒業して有料テーマを購入してみましょう。
確かにお金は掛かりますが、それでも最安で5,000円から購入が可能です。
これを購入して設定するだけで、見た目は本格的なECサイトになりますので費用対効果は思いのほか高いと私は思います。
有料のテーマの中にはLP(ランディングページ)を作成できるデザインテーマも用意されているので、商品数が少ない場合などはこのLPを作成して効果的にお客様へ訴求することができます。
以上のようにして、商品の内容だけでなくサイトデザインにもこだわってみるのも一つのポイントです。
【番外編①】疑問「BASEの”SEO設定App”は効果あるのか?」
BASEのSEO設定Appは設定しておいた方が有利なの?どのくらい効果があるの?
>SEO的にはほとんど効果がないです
BASEの拡張機能Appで「SEO設定」というものがあります。
これは各商品にキーワードや説明文などを設定して、検索エンジンでの結果を優位にすることができるというものです。
設定できる項目は「キーワード」と「ページ説明」の2つのみです。
以下のような画面で設定を行います。
ではHTML上でこの2つがどこに設定されるか見てましょう。
このBASEの商品詳細に移動し、GoogleChromeのデベロッパーツールを使用し、HTMLの中を覗いてみました。
すると上記のように、の下の<head>の下の<meta name=”description”>と<meta name=”keywords”>に入力したワードが記述されました。
meta descriptionについては、ページコンテンツを100文字程度であらわした「概要」や「要約」のようなものです。
検索エンジンからの検索画面で、タイトルの下に記載してある文章がそれにあたります。
ユーザーの興味をそそる文章かどうか、判断される材料にもなるためクリック率に影響を与えるものですが、一方で検索順位に影響を及ぼすものではなく、設定していなくても特段問題はないものです。
ではmeta keywordsのほうはどうでしょうか。
検索キーワードの羅列なので、SEO的には重要かと思いきや、実は現在はこのmetaタグは検索エンジンに影響を与えなくなったそうです。
したがって、keywordsを設定していても、まったく意味はないようです…。
以上より、このSEOAppは正直設定してもしなくてもあまり変わらない要素であると言えるでしょう。
【番外編②】悩み:商品にオリジナリティがない
自分の商品にオリジナリティが出せなくて困っています。商品に独自性がないと人は買ってくれないと思いますし、どうすればよいでしょうか…
>本当に独自性のある商品なんて殆どないです
商品を売るぞ!と決めたときから、皆さんまず悩まれるのが商品のコンセプトです。
個人のECサイトで重要なのはそのコンセプトが独自性があるものかどうか、これにつきます。
しかし色々と考えて、市場の調査をすればするほど、自分の商品がいかにありふれているかに気づかされ悩みがつきない状態になります。
たとえばハンドメイドのイヤリングです。
同じようなイヤリングなんて、ハンドメイドじゃなくてもGUとか雑貨屋さんなどで売ってます。
それもものすごい安さです…。ガチでやりあっては勝てるはずもありません。
それならと、オリジナリティをだして勝負しよう!と思っても「このショップでしか買えないもの」を作り出すのは実はとても難しいことです。
なんといってもBASEのサイトだけでも140万店舗もあるんですから(笑)
商品的価値が唯一無二で、どことも被らない、なんてほうが逆におかしいのです。
それではどうすればよいのか。
私が思うポイントは2つあります。
1.どんな人に使用してほしいかを明確に打ち出す
その商品を「どんなお客様に使用してほしいか」あるいは「買ってもらったお客様にどうなってほしいか」を明確に打ち出すことが極めて重要です。
マーケティングの考えではペルソナとか言ったりします。
これを考えることで商品の本当の魅力を分かりやすくお客様に伝えることができます。
2.商品の”ストーリー”を明確に打ち出す
商品自体の差別化を明確に打ち出せなかったとしても諦めるのはまだ早いです。
商品に”ストーリーを与える”という方法があります。
例えばその商品をなぜ売ろうと思ったのか、製作にかかったエピソードや苦労した点など背景にあるストーリーを与えてあげれば、多くの場合、ほかと被ることは無くなります。
そういった意味でオリジナリティを出しやすいのがこのストーリーなのです。
ストーリーを感じられる例を紹介します。
●「この野菜は**県の**農家で作られました」のような形で育てた農家の顔まで出されている野菜
●企業の記念館で、創業者の格言や歴史や開発時の苦労エピソードが展示されている
●あるパン製造機メーカーでは製品を売るのではなく、製品を使用した時の”感動的な体験”を売っている
「ストーリーの明確化する」というのは「ブランディングの構築」と同様の意味を持ちます。
お客はルイヴィトンを買うとき、ある面ではルイヴィトンの「伝統」と「歴史」という”ストーリー”を買っているのです。
残念な例でいえば4℃ですね。もともとはハイセンスなジュエリーメーカーでしたが、昨今は学生が買うブランド、クリスマスにやたらメルカリで売りに出されるブランドというイメージがついてしまいました。
みなさんもいいストーリーテラーになってください。
そうすればあなたは今よりも多くの商品を売り上げることができるでしょう。
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