アンバサダーとインフルエンサーは何が違う?活用例や効果をインフルエンサーが解説!

「アンバサダーとは?」
「インフルエンサーとアンバサダーの違いは?」
「アンバサダーを活用して売上をアップしたい」

上記のような疑問や悩みに応えるべく

きゃんた

インスタグラムアカウント:@k_s_k_stagram

フォロワー数1万人越えのインフルエンサーが

「インフルエンサーとアンバサダーの違い」、アンバサダーの「効果」や「活用例」などを解説します。

この記事を読めば、アンバサダーとインフルエンサーの違いやそれぞれの効果、活用例などが分かり、売上アップにつなげられますよ

アンバサダーとインフルエンサーは違うの?

アンバサダーとインフルエンサー

結論から解説しますとアンバサダーとインフルエンサーは違います。

  特徴
アンバサダー 商品やブランドのファンで、自発的なレビュー発信や他者におすすめしてくれる人。影響力は関係ない
インフルエンサー 芸能人やモデル、あるいはSNSアカウントを運用して影響力を手に入れた人。商品やサービスのファンではない

それぞれ違いを詳しく解説します。

アンバサダーとは

和訳すると「大使」という意味をもつアンバサダー(Ambassador)。

現在では、著名人や芸能人、あるいはSNSインフルエンサーが地方の「観光大使」や商品の「ブランド大使」として任命される際に使用されます。

SNSインフルエンサー

引用:ユニクログローバルブランドアンバサダー

例えば、アパレルブランド「ユニクロ」では、世界的に有名なテニス選手とパートナーシップを結び、アンバサダーとして契約しています。

アンバサダーは、商品やブランドについて愛情を持って情報を発信する、所謂「ファン」です

商品やサービス熱意のファンであること」「商品やサービスを自らアピールすること」に該当すれば良いので、必ずしも有名人や芸能人のような影響力は必要ありません。

アンバサダーを活用すれば、インスタグラムやTwitterなどのSNSで、ファン目線のアピールをしてくれます。

インフルエンサーとは

インフルエンサーは、芸能人やモデル、あるいはSNSアカウントを運用して影響力を手に入れた人のことを指します。

千~数十万のフォロワーを持ち、ユーザーの行動に影響を与える発信が得意です。

インフルエンサーを活用したマーケティング手法のことを「インフルエンサーマーケティング」と言い、
自社商品やサービスをインフルエンサーに紹介してもらうことで、認知拡大や購買意欲の獲得、ファン増加などの効果が期待できるとして、注目されています。

インフルエンサーは「影響力があること」が条件であるため、商品やサービスのファンである必要がありません。

この点がアンバサダーとの大きな違いです。

アンバサダーとインフルエンサーのマーケティング効果の違い

アンバサダーとインフルエンサーを活用したマーケティングは、どちらも

  • 商品やサービスを宣伝すること
  • 広告でアピールするよりも宣伝色が少ないこと

などの共通点が存在しますが、販促効果は違います。

アンバサダーを活用したマーケティングの場合、

ファンという立ち位置のアンバサダーが魅力や日常の活用シーン、使用感などを発信するため、インフルエンサーよりもユーザーに違和感を与えず、商品をアピールできます

購買意欲や熱心なファン獲得が可能です。

インフルエンサーを活用したマーケティングの場合、

商品やサービスの認知拡大に関して、アンバサダーよりも強い効果を期待できます

自社商品やサービスの状況に合わせて、どちらを活用するか検討しましょう。

アンバサダーマーケティングの効果

アンバサダーマーケティング

ここからはアンバサダーマーケティングの効果に関して詳細に解説します。

主な効果は下記の3つです。

  • 強い購買意欲の獲得
  • 炎上せずにアプローチできる
  • コストパフォーマンスが良い

それぞれ詳細に解説します。

効果①:強い購買意欲の獲得

アンバサダーマーケティングは「強い購買意欲をもったユーザー」を獲得できます

アンバサダーが熱心なファンという立ち位置で商品の魅力を発信。その熱意により視聴者ユーザーが購買意欲を強く刺激され、そのまま商品の購入にすすみます

SNSでは、積極的にインフルエンサーマーケティングが展開されていますが、最近では消費者がPR自体に飽きていて、インフルエンサーの情報を信じない傾向があります

実際、クチコミやレビューは信じないといった声も。

その点、アンバサダーが発信する情報は熱心なファンが発信した情報」であるため、ユーザーはレビューを信頼する傾向に

ファンである○○さんが言っているのだから良い商品だろう。私も欲しい」となり、強い購買意欲を獲得できます。

効果②:炎上リスクが小さい

近年のSNSマーケティングのリスクとして話題になるのが「炎上」です。

炎上とは、SNSの投稿が多くの人に目に留まり、批判を受ける状態を指します。

炎上すると、収拾が付かなくなる事態に発展し、企業のブランドイメージを傷つけることも。

特に「ステルスマーケティング(Stealth Marketing)」の発覚による炎上が増えています。

レビューや口コミなどで消費者を装い、サービスの評価を作り上げることや、SNSなどを使って多くの消費者の目に触れさせるような行為をステルスマーケティングと呼びます。

 

引用:ステルスマーケティングって何?5分でわかるステマの仕組みと事例

有名な事例はウォルト・ディズニーの人気映画「アナと雪の女王2」のPRで炎上したケースです。

映画を宣伝する漫画が、ほぼ同時に複数の漫画家のTwitterアカウントから投稿され、ステマではないかと炎上しました

宣伝であることを事前に提示すれば、炎上は防げます。しかし、広告効果は減るでしょう

アンバサダーマーケティングの場合、

  1. 商品のファンであること
  2. 事前にアンバサダーとして紹介していること

などの理由で、炎上する要素がそもそもありません炎上せずにユーザーへアプローチできます

効果③:コストパフォーマンスが良い

アンバサダーを活用したマーケティングを展開すると、コストパフォーマンスの良い販促効果が得られます。

アンバサダーは自身が熱心なファンであるため、こちらが依頼せずとも、自発的に宣伝のための行動を行ってくれます

例えば、「運営中のブログでも商品を紹介してくれた」「お願いしていない情報まで発信してくれた」などです。

また、コストを最小限に抑えるために、商品提供のみでアンバサダーを採用する方法もあります。

  1. 企業側からアンバサダーの募集を宣伝
  2. 「商品やブランドの広告活動をしたい」と考えているが応募
  3. 商品提供のみの提供で合意し、企画をスタート

自ら応募してくれる人は高い意欲があるため、金額インセンティブのない、「自社商品を報酬提供する条件」でもアンバサダーを引き受けてくれるかもしれません

方法次第では最小限のコストで高い販促効果が期待できます。


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アンバサダーマーケティングの活用例

アンバサダーマーケティング

ここからはアンバサダーマーケティングの事例を紹介します。

アンバサダーマーケティングの活用例①:チョコレート「お口の恋人ロッテ」

お口の恋人ロッテ

引用:ロッテ チョコレートアンバサダー 公式サイト

チョコレートの「Ghana」や「チョコパイ」など国民的お菓子を扱う㈱ロッテ

通称「お口の恋人ロッテ」がインスタグラマーを活用したアンバサダープログラムを展開しています。

ロッテ チョコレートアンバサダー」に選出された11名が、ロッテ㈱のチョコレートスイーツを通じてスイーツの魅力や新しい楽しみ方を発信しています

アンバサダーページでは活動の様子やSNSならではのロッテチョコレートの楽しみ方を紹介。

今後はアンバサダー同士の座談会も計画しているようです。

自社製品の対象商品の美味しさや利用シーンなどを、影響力のあるアンバサダーに紹介してもらうことで、ユーザーの興味関心を刺激しています

アンバサダーマーケティングの活用例②:カラコン通販 「OLOLA(オロラ)」

カラコン通販の「OLOLA(オロラ)」のアンバサダーを活用したキャンペーン事例です。

「OLOLA(オロラ)」はアンバサダーをすぐに任命するのではなく、まずインスタグラムで募集をかけています。

以下が募集内容です。

内容 OLOLA商品の魅力を一緒に発信していただける公式アンバサダーを募集いたします。
商品は無償で提供させて頂きます
応募条件 カラコンが大好きで、カラコンとともにメイクが好きな方
可愛い装着画像とガチレビューを書くことができる方
SNSを積極的に使っている方
PR活動を頑張ってご協力頂ける方
公開アカウントの方
日本国内にお住まいで、LINEでのやり取りが可能な方
活動内容 月2回以上カラコンレポを投稿
当店のイベントや商品PRなどRepostする
特典 商品無償提供 (月2種)
韓国コスメやレンズケース提供
当店の公式サイトで使えるポイントや割引クーポン提供
応募方法 1.@olola_jpのアカウントをフォロー
2.この投稿にいいねとコメント
3.プロフィールのURL「アンバサダー募集」から応募
(投稿するSNSとID、度数、OLOLAに一言等々)
この投稿をストーリーシェアorフィードRepostで当選率UP

募集をかけることで「商品やブランドの広告活動をしたい」と熱意をもった人を集めています。

そして金額インセンティブはなく、自社商品の提供のみを報酬。そして店のイベントや商品PRなどをRepostすることを条件にしており、コストをかけずにさまざまな販促を仕掛けていることがわかります

【実体験】「京都まるん」のアンバサダー

京都まる

引用:京都まるん 公式サイト

私が実際に受けたアンバサダー事例です。

京扇子の専門店「舞扇堂」がプロデュ―スするお菓子と雑貨のお店「京都まるん」さんのアンバサダーに就任しました。

【京都まるんとは】
京都の観光名所にある『まるん』は、カラフルでかわいいお菓子と雑貨のお店。
こんぺいとうや京飴、抹茶菓子などかわいいお菓子や、ジャム、地酒、調味料やドレッシングなど京都の素材を活かした食品、まるん工房で焼き上げた、焼き菓子扱っています。

期間は2020年10月~2021年1月の4か月。実際にお菓子を頂き、味のレビューや発売状況などを発信しました。

  • 首都圏のフォロワーが多かったこと
  • 関西エリアでスイーツ関連の投稿をしていたこと

などの理由により、販売促進に貢献できたと感じています。

【おすすめ】インフルエンサー×アンバサダーが効果あり!

インフルエンサー×アンバサダー

SNSマーケティングで最大効果を発揮するためには、アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティングの両方を取り入れましょう

アンバサダーマーケティングのメリット:商品を自然にアプローチできること
インフルエンサーマーケティングのメリット:高い拡散力で商品の認知を広げられること

この2つのマーケティングを上手に組み合わせることによって、「強い販促効果」が期待できます

前述した「ユニクロ」や「ロッテ」のアンバサダープログラムも、2つのマーケティングを掛け合わせています。

そのため、「アンバサダーに選出できるくらいの商品やサービスのファンであるインフルエンサー」を探しましょう。

例えば、

  • フィード投稿に自社のインスタグラムアカウントをタグ付けしてくれているインフルエンサー
  • 自社と同じカテゴリーに特化したアカウント

などが挙げられます。

見つからない場合は、インフルエンサーマーケティング企業に紹介してもらうのもおすすめですよ。

インフルエンサーの紹介サイトや企業に関しては、「インフルエンサー紹介サイト13選!インスタ運用のプロが特徴や費用を徹底解説」で解説しています。

併せて確認してみてくださいね。

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