長年、プライベートの写真共有アプリとして人気を博してきたインスタグラムですが、現在では個人でもできる集客媒体として活用されるケースが大変多くなってきました。
しかし、運用してみたもののなかなかフォロワーが増えずにただ開設”だけ”をして更新が止まってしまっているアカウントが少なくありません。
インスタグラムは無料でできるからこそ、参入障壁が低くライバルが多いのが実情です。何も考えずに更新をしているだけでは集客は成功しません。
そこで今回は、インスタグラムでなかなか集客できないという方に向けて今すぐチェックすべき7つのポイントについて解説していきます。
インスタグラムで集客ができない原因は?
プライベートだけでなくビジネスの一部として、インスタグラムは個人や企業が力を入れているツールの一つになっています。
しかし結果が出ているアカウントは一部にしか過ぎません。それはなぜなのでしょうか?
実は伸びているアカウントとそうでないアカウントには明確な違いがあります
何をやっている人なのかがプロフィールでわからない
プロフィールは軽視されがちですが、実は一番と言っていいほど重要項目です。
インスタグラムでは、アカウントを見に来てくれた74%の人が5秒以内に離脱すると言われています。
要するに5秒以内で興味を持ってもらえなければその人からはフォローされる事はないという事になります。
あなたの事を知らないユーザーはあなたのプロフィール欄を見てフォローするかしないか決めていると言っても過言ではないのです。
アイコン画像は顔写真
アイコンの写真は必ず顔写真にしましょう。
よく風景や食べ物の画像をアイコンにしているアカウントがありますが、あなたのファンになってもらうという目的においてはNGです。 顔がしっかりとわかる写真をアップしてあなたのキャラクターがひと目でわかるような画像を設定しましょう。
また、例えば美容師さんであればハサミ、飲食店であれば食べ物を持って写真を撮影することで、ひと目であなたがどのような仕事をしているのかがわかります。
そのようにあなたの”特徴”がわかる写真をアイコンに設定しましょう。
自己紹介文は箇条書きに
本来であれば、自己紹介は細かく丁寧に伝えたい所ではありますがインスタグラムにおいては避けたほうよいでしょう。
先述した通り、プロフィール欄ではひと目で興味を惹かなくてはなりません。 良い事が書かれていても文章で書いてあるだけで離脱されてしまうケースが少なくないため、できるだけコンパクトにして箇条書きで記載しましょう。
また、スマートフォンからだとプロフィールは4行目以降が折りたたまれてしまうので、アカウントを見てくれた人に伝えたい情報は4行目までに記入するようにしましょう。
どのような人に向けて発信するかを記載する
インスタグラムでは、自分と趣味嗜好が近い人が集まる傾向にあります。
ダイエットをしたい人は、他の人がどんなダイエットをしているか気になってダイエットに関する投稿をしているアカウントをフォローするイメージです。 しかし、ダイエットに興味がある人に対して楽器の投稿ばかりしているとフォローを外されてしまいます。
予めプロフィール欄には、今後どのような発信をする人なのかを記載しておくことで興味を持ってもらいやすくなります。
投稿に統一感がない
伸びないアカウントの特徴として、投稿に統一感がない事が挙げられます。
インスタグラムのユーザーはきれいな写真を好むので、素のままの写真を投稿してもフォロワーは増えません。
できるだけ高クオリティの写真を投稿するようにしましょう。 高クオリティと言っても一眼レフなどで撮影する必要はありません。
最近ではスマートフォンのカメラの性能もかなり高いので、スマートフォンと画像編集アプリがあれば十分です。
トンマナを意識する
トンマナ(トーン&マナー)とは、一貫性を意味します。
統一性を出すためには、トンマナを意識しなくてはなりません。 コツは加工の際に以下の2つのポイントを守ることです。
・色味
・アングル
写真毎にこの2つを統一することで、見栄えがかなり良くなります。
たとえば、以下の写真のように色味とアングルを合わせることで統一感が出て、とてもきれいな印象を出すことが出来ます。
画像左:@erina_fitness 画像右:@kyou_nani_tabeta
ただ、全投稿同じでないといけないということはなく、3枚、6枚、9枚毎に統一する事で、 全体的に見ればまとまった印象を与えられます。
人間味がない
アカウントに人間味がなければフォローされる確率は低くなるでしょう。
よく自然や風景の写真や食べ物の写真だけを投稿しているアカウントを見かけたりしますが、これではフォロワーは増えません。
もちろん趣味でアカウントを運用している場合は全く問題ないですが、それが集客やビジネスに活かしたいという目的であればご自身のアカウントを見つめ直す事をおすすめします。
また例えば、歯医者の集客をインスタグラムで行いたい場合に、歯の写真だけをただ投稿しているだけではほとんど集客に繋がらないでしょう。
店舗に来店するということは「人」に会いに来るという事なので、スタッフやお客様との写真など人間味溢れる投稿を定期的にすることで親近感が湧き、来店に繋がりやすくなります。
ハッシュタグの付け方が適当
インスタグラムの運用において欠かせないのが、ハッシュタグです。
これは知っている方は多いと思いますが、実は適当につけている方が大半という印象を受けます。
現在は、若者を中心にGoogleで「ググる」よりインスタグラムで「タグる」ことの方が多いと言われています。
また、株式会社マクロミルが研究した調査によると、
Instagramでは事前に「旅行の行き先を予習する」「場所をハッシュタグで検索してオシャレなカフェを知る」という行動があるという結果が出ています。
参考記事:https://www.comnico.jp/news/sns-research-20181204
つまり、
どこかへ行く前や買う前には事前にハッシュタグを使って検索している人が多いことを意味します。
要するに、あなたのお店やサービスがこのハッシュタグに引っかるようなタグの付け方をしなければなりません。
適切なハッシュタグをつけるためには、下記のツールを使用することをおすすめします。
https://instatool.nu/tagpop/
無料で使用可能で、タグを入力するだけでそのタグがどれだけ人気なのかを検索できます。
あとよくある勘違いが、とりあえず投稿と関係のないハッシュタグでもたくさんつければ良いという人がいますが、これはインスタグラムのアルゴリズムによって検索結果に表示されなくなってしまいますので注意が必要です。
タグ付けする際は、必ず関連性のあるハッシュタグをつけるようにしましょう。
宣伝ばかりしている
宣伝ばかりしているアカウントはフォロワーから嫌われます。
現在は、インフルエンサーマーケティングなどの企業案件の需要が高まっていることもあり、インスタグラムを開けば常にPR投稿や広告を目にします。
数年前であれば問題はありませんでしたが、最近ではインスタユーザーは広告に飽き飽きしている&敏感になっているので宣伝のしすぎには注意が必要です。
これは店舗やサービスにおいても同じです。
常に商品の写真やキャンペーン情報を発信していては、広告臭が強いアカウントになってしまい敬遠されてしまいます。
公式アカウントは個人アカウントよりもフォロワーを増やしにくいと言われていますが、その原因はユーザーは公式アカウントは広告が多いと無意識的に感じてしまうからです。
自社のお店やサービスを宣伝するときは、ほどほどにするようにしましょう。
フォロワーとのコミュニケーション不足
フォロワーとコミュニケーションがないアカウントは確実に伸びません。
それは、
インスタグラムは集客ツールではなく、あくまでコミュニケーションツールだからです。
一方通行の自己満足な投稿ばかりでは誰からも読まれなくなってしまいます。
自分のフォロワーに対して、定期的にDMやコメントでコミュニケーションを図ることが大切です。
ただ、これをする際にも注意が必要です。
連絡をする際に、「また来店してください。」や「コメントしてください。」のような ビジネス感があるやりとりは、先述したように広告臭が強くなってしまうため逆効果です。
常に相手にメリットとなる情報提供や友達にするようなコメントをしてあげることが重要です。
自己満足な投稿をしている
伸びるアカウントの特徴として、フォロワーに対してメリットや価値を提供している事がほとんどです。
芸能人でもない限り、
「朝起きました!」や「◯◯食べました。」などのような投稿はNGです。
芸能人はファンに対して発信しているためフォロワーからしても嬉しい情報ですが、これからファンになってもらおうとするユーザーに対して同じ事をしても誰も興味を持ちません。
むしろ煙たがられてしまいます。
投稿する際には、フォロワーが約立つ情報やあなたをフォローするメリットとなる発信を心がけましょう。
例えば、
ダイエットに興味があるフォロワーに対しての投稿であれば、「痩せる運動」や「痩せる食事」などを発信すると良いでしょう。
まずは、自己満足な投稿ではなくユーザーが見たら役立つ情報を意識して発信してみましょう。
それでもフォロワーが増えない場合は?
これまでインスタグラムを伸ばすための方法を説明してきましたが、
これらがしっかりできていれば大抵のアカウントは必然的に伸びていきます。
しかし
これができていても伸びない事もあります。
それは、継続ができない時です。
インスタを伸ばすテクニックは色々ありますが、
フォロワーを増やすにはやはりある程度の時間と継続が必要になります。
しかし、現実問題、本業が忙しくて時間がない人は結局インスタ運用を先延ばしにしてしまうこともよくあります。
そのような方は、運用代行サービスを導入するのも選択肢の一つとしておすすめです。
自分でやるよりも費用は掛かりますが、本業に使える「時間」は節約できます。
本業に忙しい方は特に、検討してみてはいかがでしょうか。
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インスタグラムで集客ができるようになるとどうなる?
ここでは、結局インスタグラムで集客ができるとどのような事が起きるのか?
という事をお伝えしたいと思います。
それは、
広告費の削減ができる
店舗集客やサービスを販売する場合には、
通常広告費をかけます。
業種や規模によって様々ですが、月々少ない場合は10万円程から、多い場合には何千万単位の広告費をかけることも少なくありません。
インスタグラムで集客ができるようになれば、この広告費を削減する事ができます。
幅広い層に商品・サービスを知ってもらえる
インスタグラムの国内月間利用ユーザーは3,300万を突破しています。
マーケットがかなり大きいため、多くの人にあなたの事やサービスを知ってもらえる可能性があります。
企業案件が来る可能性がある
フォロワーが増えれば企業案件の連絡が来ることも珍しくありません。
誰しもインフルエンサーを目指さなければならないというわけではなく、
個人でもマネタイズができるようになる可能性があるということです。
求人募集に使える
あまり知られていませんが、
企業にとって採用コストの負担は大きいものです。
中途採用の1人当たりの採用コストは、業界によって様々ですが、30万〜100万前後と言われています。
インスタグラムで採用募集をかければ採用コストのカットが可能になります。
まとめ
うまくインスタグラムを運用すれば、
個人であっても集客ができるようになるため正直やらない理由がありません。
インスタグラムで集客をしたい方は、この記事のやり方を参考にぜひ試してみてください。
しかし、
先述した通り成果を出すためには、ある程度の時間と継続が必要不可欠です。
また、運用方法を間違えてしまうと全く成果が出ず、時間を無駄にしてしまう場合もあるでしょう。
ツールや専門家の運用代行サービスを利用するのには多少費用がかかりますが、
全体的なコストパフォーマンスを考えればむしろ効率的だったりします。
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