「インスタグラムで良く見る雑誌のようなコンテンツに関して詳しく知りたい」
「マガジン風コンテンツの特徴やインフルエンサーの活用の仕方を知りたい」
「マガジン風コンテンツを活用してマネタイズを目指したい」
上記のような疑問や悩みに対して
インスタグラムアカウント:@k_s_k_stagram
そこでこの記事では、フォロワー数1万人越えのインフルエンサーが
「マガジン風コンテンツのメリットやデメリット」、「参考にすべきアカウント」、「マガジン風コンテンツの実例&作成方法」などを解説します。
この記事を読めば、インフルエンサーが実践している
「アカウントの影響力アップに欠かせないマガジン風コンテンツ」の特徴や作成方法が分かり、マネタイズの実現へ近づけますよ
目次
インスタで流行りのマガジン風コンテンツとは?
インスタの「マガジン風コンテンツ」とは、雑誌を読む感覚で投稿をスワイプし、情報収集ができる投稿のことを指します。
画像をどんどんスワイプしたくなるように、加工ツールを使用して投稿の写真やイラストにテキストを挿入。ユーザー自身のペースで、自然と情報を手に入れられるような仕組みに設計されています。
近年のインスタでは、このマガジン風コンテンツが人気で、
グルメ・ファッション・コスメなどの所謂「大衆向けの情報」や、心理学や節約術などのノウハウ系の情報を発信するアカウントで採用されています。
タグ付け型とオリジナル型が存在する
マガジン風コンテンツは、
タグ付け型(他のユーザーの投稿を引用し、投稿する方法)とコンテンツ型(オリジナルの投稿)の2つ運用方法に分かれます。
タグ付け型は、
- ユーザーの投稿を引用するため、すぐにコンテンツを収集できる
- アカウントが成長するとユーザーにタグ付けやオリジナルハッシュタグの使用を促進させる
などが可能です。
ただし、タグ付け型は引用という形を取るため、引用先の許可を取る必要があります。
引用先が人気アカウントの場合、引用自体を断られることも。また近年では、無断引用するアカウントが一定層おり、タグ付け自体に嫌悪感を示すユーザーもいます。
オリジナル型はアカウント独自のコンテンツを投稿していくスタイルです。
- 独自のスタイルを確立しやすい
- アカウント全体の統一感を演出しやすい
という特徴があります。
特に恋愛や雑貨、政治などのノウハウや情報を発信するアカウントで採用されていますよ。
【2021年最新】マネタイズのためにはマガジン風コンテンツが必須
2018年頃から徐々に増えはじめたマガジン風コンテンツ。
2021年時点では、インフルエンサーやアカウントのマネタイズを目指すためには必須です。
月収100万を達成している影響力のあるインフルエンサーのほとんどが、マガジン風コンテンツを活用しています。
理由としては
- フォロワーが増える
- コアなファンができる
- 自然に商品を紹介できる
- 1投稿で複数の商品やコンテンツをPRできる
などが挙げられます。
インフルエンサーの収入に関しては、下記記事で解説しています。収入の多いインフルエンサーの投稿がマガジン風コンテンツかどうか、チェックしてみてくださいね。
インスタのフォロワー1万人の収入は?インフルエンサーが実体験を解説! (social-advisors.net)
【補足】「まとめ(ガイド)機能」との違い
まとめ(ガイド)とは、インスタグラムのフィードの投稿をまとめて、ブログやカタログのように公開できる機能のことです。
- 複数の写真投稿や動画などをまとめて表示できる
- ほかのユーザーの投稿もまとめに含められる
- まとめたコンテンツにタイトル(例えば「おすすめのカレー10選」)の追加や解説などの編集ができる
などの特徴があります。
マガジン風コンテンツ | フィード投稿を活用し、雑誌をめくるような感覚で見られる |
まとめ機能 | 投稿したコンテンツをまとめてシェアする |
まとめ機能を活用するには、まとめる「投稿」を事前に投稿しておく、あるいは他ユーザーの投稿を収集しておく必要があります。
マガジン風コンテンツを投稿しているアカウントも、ユーザーが見やすいようにまとめ機能を活用していますよ。
インスタのマガジン風コンテンツのメリット
ここからはマガジン風コンテンツのメリットを解説します。
マガジン風コンテンツのメリットは主に4つあります。
・世界観を統一しやすい
・投稿の内容を分かりやすく伝えられる
・リーチや保存が増えやすい
・ファンが増えやすい
それぞれ解説します。
メリット①:世界観を統一しやすい
参考アカウント:精神科医しょう/メンタルドクター
マガジン風コンテンツはアカウントに統一感を演出しやすいです。
例えば、ノウハウ系のコンテンツを発信する場合、一枚目の投稿に同じフォントのテキストや同色の背景などを利用することで統一感を演出します。
ブランドイメージを統一できるので、近年、企業が運営するインスタメディアでもマガジン風コンテンツを活用する傾向があります。
また、統一感はフォロワーを増やすために重要な要素なので、インフルエンサーを目指すために取り入れたいポイントですよ。
アカウントの統一感の重要性に関しては下記記事で解説しています。併せて確認してみてくださいね。
【インフルエンサーが解説】インスタでフォロワーが増えない7つの原因と対策 (social-advisors.net)
メリット②:投稿の内容を分かりやすく伝えられる
マガジン風コンテンツは写真やイラストにテキストを入れるため、ユーザーが情報収集をしやすいです。
ユーザー自身のペースでスワイプすることにより、内容が自然と読者の頭に入ります。
マガジン風コンテンツに限らずですが、文字を挿入した投稿の方がユーザーの反応が良い傾向にあるようですね。
例えば、「#星野リゾート(投稿数20.5万件)」のような「人気」のハッシュタグでは、上位表示されたほとんどの投稿がテキストを挿入しています。
参考アカウント:Panasonic(パナソニック公式)
企業アカウントでも同様の傾向があり、大手企業のパナソニックさんが運営するインスタアカウントでも、投稿する写真全てにマガジン風コンテンツを採用していますよ。
メリット③:リーチや保存が増えやすい
マガジン風コンテンツは、
①テキストが挿入されているため、ユーザーの目を集めやすい
②自然とスワイプしたくなる設計のため、滞在時間が伸びて、検索で上位表示されやすい
などの特徴により、リーチや保存が伸びやすいです。
検索やハッシュタグの「人気」で上位表示されると投稿がバズりやすくなるため、影響力の強いアカウントを育てられます。
メリット④:ファンが増えやすい
マガジン風コンテンツは、ユーザーの頭に投稿内容が入りやすいため、フォロワーの満足度が向上。自然とファン(アクティブユーザー)が増えます。
インスタグラムのアルゴリズムでは、フォロワーの満足度が高いアカウントの投稿を露出する仕組みが採用。「メリット③」と連動しますが、リーチや保存数が伸び、新規フォロワーの増加につながります。
このようにマガジン風コンテンツは、影響力の強いアカウントになるために重要な「フォロワーを増やす施策」と「ファンを増やす施策」を同時に行うことができます。
そのため、インフルエンサーやマネタイズを目指すアカウントの多くがマガジン風コンテンツを採用します。
影響力の強い、インフルエンサーになるための方法は下記記事で解説しています。併せて確認してみて下さいね。
【保存版】インスタのリーチとは?確認方法からリーチを増やす5つの方法まで解説 (social-advisors.net)
インスタのマガジン風コンテンツのデメリット
インスタのマガジン風コンテンツのデメリットは下記2つになります。
・作成に時間がかかる
・一般的な投稿が行いにくい
ただし、結論から入りますが、マガジン風コンテンツはデメリットよりもメリットが多いです。
インフルエンサーやマネタイズを目指すアカウントでは、取り入れた方が良い要素ですので
ここでは「マガジン風コンテンツの注意点を確認する」という意味合いで確認してみて下さいね。
デメリット①:作成に時間がかかる
マガジン風コンテンツは、テキストや画像を編集するため、作成に時間がかかります。
副業でアカウント運用を行う人は、作業時間を確保できるようにスケジュールをマネジメントしましょう。
デメリット②:一般的な投稿が行いにくい
マネジメント風コンテンツの投稿を続けると、一般的な写真やイラストのみの投稿を行いにくくなります。
統一感がなくなったり、手を抜いたように感じられたりするからです。
そのため、マガジン風コンテンツの作成や編集を続ける必要があり、手間を感じ、投稿自体を諦めてしまうことがあります。
もしも、マガジン風コンテンツの投稿に苦痛を感じた場合、「週に一度の投稿」や「列ごとに投稿する」など、独自のルールを作ってアカウントを運用しましょう。
インスタのマガジン風コンテンツの活用例
ここからは、マガジン風コンテンツを運用している「参考にできるアカウント」を紹介します。
それぞれ、タグ付け型とオリジナル型に分けて解説します。
タグ付け型の活用例
タグ付け型のマガジン風コンテンツを投稿しているアカウントを3つ紹介します
活用例①:食べスク~グルメ好きのための学校~
参考アカウント:食べスク〜グルメ好きのための学校〜
「食べスク〜グルメ好きのための学校〜」さんは、全国の話題のグルメをまとめ形式で紹介する食系アカウントです。
フォロワーは30.7万人。自身のアカウントがタグ付けされた投稿や話題のグルメをピックアップし、他ユーザーの投稿を引用しています。
グルメ系のアカウントでは、先駆けてマガジン風コンテンツを活用し、話題となりました。
活用例②:DOOR(ドアー)| 旅行・お出かけ
参考アカウント:DOOR(ドアー)| 旅行・お出かけ
「DOOR(ドアー)|旅行・お出かけ」さんは、「思わず行きたくなる」全国のスポット・グルメ・宿を毎日紹介しているアカウントです。
フォロワーは9.6万人。
プロフィールから見て、左列はタグ付けなしのオリジナル投稿。真ん中列、右列はタグ付け投稿と、分けて管理しています。
タグ付け投稿とオリジナル投稿を併用したい場合は、参考にしてみてくださいね。
活用例③:Petrel(ペトレル)-流行先取りメディア
参考アカウント:Petrel(ペトレル)-流行先取りメディア
流行先取りメディアの「Petrel(ペトレル)-流行先取りメディア」さん。
インスタ映えする飲食店やファッション、観光地などを紹介しているアカウントです。
フォロワーは23.1万人。投稿のほとんどが「タグ付け投稿」です。女性をターゲットにしたアカウントを運用する際に参考にできますよ。
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オリジナル型の活用例
オリジナル型のマガジン風コンテンツを投稿しているアカウントを3つ紹介します。
活用例①:せっちゃん | 100均マニア
参考アカウント:せっちゃん | 100均マニア
おすすめの100円ショップアイテムを紹介しているアカウント「せっちゃん | 100均マニア」。
100均とお得アイテムのレビューやお役立ち愛用コスメ、日用品情報などを発信しています。
フォロワーはなんと44.7万人。一個人が扱うアカウントとして、トップクラスのフォロワー数です。
運営者の方は、「月収100万円以上を稼いでいる」ようですよ。
10月の収益が7桁超えました🥳🥳🥳
— せっちゃん@インスタ44万フォロワーのシングルマザー (@100yenshoplove_) October 3, 2021
(固定案件除く)
水族館に行ったりカフェでお茶したり、子どもたちと週末遊んでる間にちゃんと収益出してくれるインスタありがたいです
マネタイズを目指す方は参考にすべきアカウントです。
活用例②:エヌケン-シンプルで丁寧な暮らし-
参考アカウント:エヌケン -シンプルで丁寧な暮らし-
生活日常品や雑貨、メンタル面を整えるノウハウなどを発信しているアカウントです。
シンプルでおしゃれな世界観を演出しています。
フォロワーは30.1万人。タグ付け投稿なしで、オリジナルのコンテンツを投稿している「個人」アカウントとしてはトップレベルのフォロワー数です。
日常生活や雑貨などをテーマにしたアカウントを運用している場合は、要チェックですよ。
活用例③:モモ(モチベーションナルスピーカー)
参考アカウント:モモ(モチベーションナルスピーカー)
心理テストや占い、名言集など幅広くメンタルに影響する関連ノウハウを発信している「モモ(モチベーションナルスピーカー)」さん。
白と黒のみの配色のシンプルなマガジン風コンテンツを扱います。
フォロワーは8.4万人。投稿数が340件と少ないながらにフォロワー数が多い理由は「転載、シェア」などを許可しているからかもしれません。
ノウハウ系のアカウントを運用している方は要チェックです。
【実例】インスタのマガジン風コンテンツの作成例
ここまで「マガジン風コンテンツの作り方」に関して、メリットや参考例となるアカウントを紹介しました。
実際に「マガジン風コンテンツの作り方」を導入したいと考えた人もいるかと思います。
そこで、ここからは私の運用中のアカウントで作成した「マガジン風コンテンツ」の作成方法の一例を紹介します。
マガジン風コンテンツを導入したい方は参考にしてみてくださいね。
デザインツール「Canva」を使う
https://www.canva.com/ja_jp/learn/easytodesign/
マガジン風コンテンツの作成には、無料のグラフィックデザインツール「Canva」を使用します。
「Canva」は2019年時点で月間2,000万人以上のユーザーに使用され、おしゃれなデザインを作成できるツールです。
パソコンやスマートフォンがあればいつでもデザイン可能です。
70,000点を超えるデザインテンプレートや最初から使える豊富なイラスト、フォントなどがあるので、簡単にデザインを作成できます。
「Canva」にログインし、「SNS」をクリックし、テンプレートの「Instagram」を選択。
表示された「テンプレート」から好みのデザインをチョイス。
Canvaでは
①自分で一からデザインを作る
②デザインテンプレートを使う
の2つのパターンで投稿を作れます。
私の場合は、オリジナル性を重視しているので、自分で一からデザインを作ります。
デザイン画面では、
- 素材(ログや図形)
- 写真やイラスト
- テキスト
などを挿入できます。自身が撮影した写真にマッチしたテキストや図形を選び、編集していきます。
マガジン風コンテンツの作成手順の紹介
ここからは、Canvaを使って作成した上記の画像を例に、活用方法を解説します。
実際に投稿したマガジン風コンテンツは下記になります。
マガジン風コンテンツの作成方法①:写真を挿入する
- 「アップロード」をタップ
- 「メディアをアップロード」をタップ
使用したい画像を選択し、挿入します。
マガジン風コンテンツの作成方法②図形を挿入する
- 「素材」をタップ
- 「線と図形」をタップし、「正方形」を選択
正方形の図形を挿入し、投稿の土台を完成させました。あとはテキストを挿入するだけで完成です。
マガジン風コンテンツの作成方法③テキストを挿入する
1.「テキスト」をタップ
2.「本文追加」をタップ、テキストボックスを挿入
3.文字を打ち込んで調整
これで最初に紹介した上記の画像が完成しました。
・素材(ログや図形)
・写真やイラスト
・テキスト
上記の3つを活用するだけで、オリジナルの「マガジン風コンテンツ」が完成します。
あとはインスタグラムに投稿するだけです。
無料且つ簡単に作成できますので、ぜひともCanvaを活用してみてくださいね。
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