Instagramのショッピング機能の申請で、「アカウントのプレゼンスが確立されていません」や「確立されたプレゼンス」に関するメッセージが表示され、審査に落ちてしまう場合があります。この記事では、表示される理由として考えられること、パートナー収益化ポリシー違反との関係、再審査前に見直したい設定やアカウント運用のポイントを解説します。
目次
1.却下理由「アカウントのプレゼンスが確立されていません」の意味を解説
このメッセージでショッピング機能の審査に落ちてしまった場合は、何が原因だったのでしょうか?そもそも”プレゼンス”とは何を指し、InstagramやMetaの審査ではどのような状態が不足していると判断されるのでしょうか?このセクションではプレゼンスの意味から解説していきます。
プレゼンスは英語を直訳すると”存在”という意味になります。ここでは「アカウントのプレゼンス」と表記されていることから、アカウントの存在感が足りていませんという意味につながると思われます。
アカウントの存在感とは何か?
それは下記のような要素が関係していると考えられます。
・フォロワー数
・いいね数
・コメント数
・人気度
上記の項目は、アカウントのプレゼンスを判断する要素の一部に関係していると考えられます。ただし、フォロワー数やいいね数だけで承認可否が決まるとは限らず、設定やポリシー適合性もあわせて確認する必要があります。
それではフォロワー数を増やせばInstagramのショッピング機能は承認されるのでしょうか?
弊社の140件以上の通過実績の経験から、フォロワー数やいいね数を増やしただけではショッピング機能が承認されるとは限らないことがわかっています。
また、アカウントのプレゼンスが確立できていない状態でショッピング機能の再審査を行ってしまった場合、何度か審査に落ちていると二度とInstagramショッピング機能に申請できなくなることがあります。
そんな状態を避けるために、「アカウントのプレゼンスが確立されていません」のメッセージが表示されてしまった場合にはしっかりと設定を見直し、アカウントの状態を整えてから審査に出す必要があります。
「パートナー収益化ポリシー違反」と「確立されたプレゼンス」の関係
InstagramやMetaの審査画面では、「確立されたプレゼンス」に関する文言が、パートナー収益化ポリシーやコマース関連の審査とあわせて確認されることがあります。これは単にフォロワー数だけを見るというより、アカウントの実在性、運用実績、投稿内容、ユーザーとの反応、販売サイトとの整合性などを含めて判断される可能性があります。
「パートナー収益化ポリシー違反」と表示されている場合でも、必ずしも悪質な違反があると断定できるわけではありません。商品情報、プロフィール、投稿内容、リンク先サイト、ドメイン認証、カタログ設定などのどこかに、Meta側の基準と合わない点があるケースも考えられます。
そのため、再審査に進む前には、アカウントの投稿数やフォロワー数だけでなく、販売している商品がポリシーに反していないか、プロフィールやWebサイトの表示が一致しているか、ビジネス情報が正しく登録されているかを確認することが重要です。表示名だけで判断せず、アカウント全体とECサイト側の状態をセットで見直しましょう。
2.どのような対策を行えば良いのか?
このセクションでは、このエラーメッセージが表示された場合に見直したい設定、アカウント運用、投稿への反応、再審査前の確認ポイントを解説します。これらの対策を行っても必ず再審査に通過するとは限らないため、原因を整理したうえで慎重に進めてください。
2-1.ショッピング機能の設定を見直す
そもそもInstagramのショッピング機能の設定が正しく設定されていなければ審査に通過することはできません。アカウントのプレゼンスを確立する前にショッピング機能の設定を見直しましょう。ショッピング機能の設定はFacebookページの設定、Facebookビジネスマネージャーの設定、Facebookカタログの設定、ショッピングサイトとのドメイン設定など様々な設定が必要で、非常に複雑です。これらを全て正しく設定しなおしてからアカウントのプレゼンスを確立し、再審査に出す必要があります。設定の全体概要に関しては下記の記事を参考にしてください。
再審査前に確認したいアカウントとECサイトのチェック項目
ショッピング機能の設定を見直す際は、Instagram側だけでなく、Facebookページ、ビジネスマネージャー、カタログ、ECサイトの情報が一貫しているかを確認することが大切です。アカウント名、販売者情報、商品ジャンル、リンク先ドメインに不一致があると、プレゼンス不足とは別の要因で審査が進みにくくなる場合があります。
特に、ECサイト側に特定商取引法に基づく表記、問い合わせ先、返品・配送に関する情報が十分に掲載されているかは確認しておきたいポイントです。Instagramの投稿では問題がなさそうに見えても、リンク先の商品ページやカタログの商品名・画像・説明文に不備があると、審査全体の評価に影響する可能性があります。
再審査前には、直近の投稿が販売商品やブランド内容と関係しているか、プロフィールからECサイトまでの導線が自然か、カタログの商品が実際に購入できる状態かを見直しましょう。審査に落ちた直後に同じ状態で再申請するより、原因になりそうな箇所を整理してから進める方が安全です。
- InstagramプロフィールとECサイトの事業者情報が一致しているか
- Facebookページ・ビジネスマネージャー・カタログの権限設定に不備がないか
- 商品ページに購入導線、返品・配送、問い合わせ情報が掲載されているか
- 投稿内容と販売商品に関連性があり、一定期間の運用実績があるか
2-2.フォロワー数を伸ばす
まずアカウントのプレゼンス(存在感)を伸ばすために必要なことはフォロワー数を伸ばすことです。そのためには魅力的な投稿を行わなければなりません。魅力的な投稿をInstagramに投稿することによって自然とフォロワーが付き、アカウントのプレゼンスが確立するようにします。弊社にショッピング機能の申請代行を依頼していただいたお客様のアカウントではフォロワー数500人で審査に通過したり、1000人で通過したりなどアカウントによって様々です。フォロワー数200人ほどでも審査に通過した例もあり、フォロワー数の基準はあくまでも一つの要因というだけのようです。続いて紹介するいいねを獲得するなどの対策も必要になってきます。
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2-3.いいね数を伸ばす
プレゼンスを高めるうえでは、投稿へのいいね数やコメントなどの反応も重要な要素になると考えられます。商品やブランドに関心のあるユーザーへ届くように、投稿内容、画像、説明文、ハッシュタグを見直しましょう。単に多くのハッシュタグを付けるのではなく、販売商品やターゲット層と関連性の高いものを選ぶことが大切です。
2-4.人気度を上げる
アカウントの人気度を上げるのも必要な要素です。人気度とは何のことを示すのかというと、フォロワーやユーザーとのインタラクションのことです。インタラクションとは、相互でのアクションなどのことを示し、お互いにいいねしたり、ストーリーズに反応したりすることを言います。フォロワーからのエンゲージメントが高い方がこの人気度を上げやすくなります。
再審査で避けたい行動と申請タイミング
審査に落ちた直後は、原因を確認しないまま何度も再申請したくなるかもしれません。しかし、設定やアカウント状態が変わっていないまま再審査を繰り返しても、同じ理由で却下される可能性があります。まずは表示されたメッセージ、ビジネス設定、カタログ、ECサイト、投稿内容を順番に確認しましょう。
短期間でフォロワー数やいいね数だけを不自然に増やす施策もおすすめできません。プレゼンスは数値だけでなく、アカウントの継続性やユーザーとの自然な反応、投稿内容の一貫性も含めて見られる可能性があります。急激な数値変化よりも、販売商品に関連する投稿を継続し、プロフィールやサイト情報を整えることが重要です。
再審査のタイミングは、原因になりそうな項目を修正し、アカウントの運用状態を一定期間整えてから検討しましょう。明確な日数やフォロワー数で承認が保証されるものではありませんが、少なくとも同じ状態での再申請は避け、変更内容を確認できる状態にしてから進めることが大切です。
- 原因を確認しないまま連続で再申請する
- フォロワー数やいいね数だけを短期間で不自然に増やす
- ECサイトやカタログの不備を放置したまま申請する
- プロフィール情報と販売サイトの内容が一致しない状態で申請する
3.それでも審査に通らない or 設定が正しいかどうか不安な場合
弊社ではインスタグラムのショッピング機能の申請代行で140件以上の通過実績があります。(2021年4月時点での実績数)
なお、Meta側の審査基準や画面表示、対応範囲は変更される場合があります。現在の申請代行料や対応内容については、お問い合わせ時にご確認ください。
再審査の条件を満たすには様々な要件があり、ソーシャルアドバイザーズではその要件を把握しています。
まずはアカウントの設定が正しいかどうか、コマースポリシーに反していないか、アカウントのプレゼンスが足りているかどうかを無料で診断しています。診断をご希望の方は下記のフォームよりお問い合わせください。
よくある質問
インスタの「確立されたプレゼンス」とは何ですか?
一般的には、アカウントが実在し、継続的に運用され、ユーザーから一定の反応を得ている状態を指すと考えられます。フォロワー数だけでなく、投稿内容、エンゲージメント、プロフィールやリンク先サイトの整合性なども関係する可能性があります。
フォロワー数は何人あればショッピング機能の審査に通りますか?
明確な人数基準は公表されていないため、フォロワー数だけで判断することはできません。本文内の事例のように、アカウントによって通過時のフォロワー数は異なります。投稿内容、設定、ECサイト、カタログ、ポリシー適合性もあわせて確認する必要があります。
「パートナー収益化ポリシー違反」と出た場合は何を確認すべきですか?
まず、販売商品がMetaのポリシーに反していないか、ECサイトの事業者情報や返品・配送情報が整っているか、Instagramプロフィールとリンク先サイトの内容が一致しているかを確認しましょう。ビジネスマネージャー、カタログ、ドメイン設定の不備も原因になる場合があります。
審査に落ちたらすぐ再申請しても大丈夫ですか?
原因を確認しないまま同じ状態で再申請するのは避けた方が安全です。設定、カタログ、ECサイト、投稿内容、アカウントの運用状況を見直し、修正できる点を整えてから再審査を検討しましょう。承認を保証する方法はないため、慎重に進めることが大切です。


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